自問する姿勢、大切していたい
「あのときわたしが
ちゃんとああしておけば
こうならなかったんじゃないか、て…」
そう口にしながら涙を流したヘルパーさん。
事故がありましてね
その前日の自分の対応について
「もっとああしておけば…」
悔やみ、心を痛めていて。
客観的に見ると
彼女の言動、対応にミスはなく
誘因の小さな小さなひとつに
なり得た可能性はあるとしても
それ自体は、まったく問題ないもので。
落ち込まなくていいし
自責の念に駆られなくてもよいのだけど
ちょっとショッキングな事故だっただけに
心の引っかかりが重たくのしかかったのでしょう。
自分の対応を悔い
苦しんでいるようでした。
彼女の背中に手を当てて
大丈夫だよーと言いながら
良い子だなあ✨と感じ入りました。
もっとこうしておけばよかった…
もっとできることがあったんじゃないか…
自問する姿勢、大切だと思う。
その姿勢があるから、
わたしたちは成長していけるから。
何かあったとき
省みて、次はよりよい仕事をしようと
戒める姿勢、感性、大切にしていたい。
だからね
こんな風に涙できるあなたは大丈夫だよ、て
そんな意味で、彼女の背中に手を当てました。
本人が悔いていることに対しては
いくら氣にしなくていいんだよ、と言ったって
そこは本人が消化していくしかないから。
そんな風に悔いることのできる彼女の姿勢を
わたしは素敵に思うよ、と伝えました。
こんな事故
起こさないのがいちばんだけどね。
わたしも、今回の件では
イロイロ思うところがあったから
わたしも、さらに前進しよう。
よりよいケアを目指して。
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山口奈津子:看護師経験22年
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ぽかぽか 山口奈津子