ぽかぽか

つくらず、飾らず、つらつら、自由に

ご家族さまの理解

 

今日のテーマは

ご家族さまの理解について

 

昨年末から

入居者さまのご逝去が続き…

ということは

お部屋が空くので、

新しく入居される方も続くということ

 

うちの施設を選んでいただけることは

とてもありがたいのですが

ちょっと氣になったことがあります。

 

もともと別の施設におられて

体調を崩して入院されたことをきっかけに

医療依存度が高くなって

元の施設には戻れなくなったからと

わたしたちの施設にお越しくださる方

 

コロナ禍で、

施設も病院も面会制限がありますから

ご家族が、なかなかご本人に会えていない。

 

面会制限は

昨年の緊急事態宣言くらいから

長く続いているはずなので

約1年くらい

満足に会えていないと思うんですよね。

 

その中で、

ご本人はどんどん体力が落ちている。

※もちろん個人差はあります

 

お食事も、排泄も、

更衣や入浴、移動や移乗など

ご自分でできなくなっていたり、

もともと全介助だったとしても

ご本人としてのレベルが低下していたり…

 

たとえば食事

食べものを噛んだり飲み込んだりする

口の中の細かい機能が低下していて

食べること自体が難しくなっている、とかね

 

ご家族としては

お元氣な頃のご本人を知っているし

徐々に低下していく過程を見ていないから

 

いろんな期待もあって、

かなり低下している状態を

理解されていないことが、多々あります。

 

その状態で入居してこられて

この先の話…

食べられなくなったときはどうするの?

延命の措置は、どこまで行う?

など

いわゆるACPですね

ACPのすすめ - ぽかぽか参照

 

そういった話をされていないとき

しかも事前に聞いていた情報よりも

ご本人の状態が良くないとき

 

ご家族に理解いただく必要がありますから

言葉を選びながら、何度もお伝えして…

という時間をね、要するんですよね。

 

感染拡大を防ぐための面会制限ですから

仕方がない部分もあるのですが

 

そのことによって

こういったズレが生じる、大きくなる

ひとつの要因になっているのではないか

思います。

 

でも見方を変えれば

もともといらっしゃる入居者さまについても

同じことが言えるわけですから

ご家族へのこまめな連絡やご報告の大切さを

教えられている機会とも言えますね。

 

じゃあ、氣を引き締めなくっちゃ。

 

最近入居された方の対応について

難しいな〜と思ったことを書こうとしたら

書きながら氣付きをもらっちゃいました✨

 

そういうことか。

ご家族との関わりの大切さを

教えてもらっていたんですな。

 

氣付いてよかった♪

ラッキー(=´∀`)人(´∀`=)✨

 

 

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