より良い看とりを目指したい
先日ね
亡くなられた方がいらっしゃって。
今日、ご家族が
お部屋の荷物を運び出されたのですけど
ご逝去された日のお見送りのときも、
今日も、
「大往生だったと思います。
皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました」
清々しい笑顔で言ってくださって。
終わりよければすべてよし
と言いますが、
本当、よかった〜✨と安堵しました。
途中、いろいろあってね
わたしの言葉足らずで
ご家族を動揺させてしまったり
↑
謝罪しました
多職種が良かれと思ってお伝えすることが
逆にご家族を迷わせてしまったり
↑
窓口を統一することでフォローしました
主治医の説明する言葉に憤慨され
主治医・施設を変える話が出てきたり
↑
ご家族のお話の傾聴と
主治医の意図をフォロー&主治医へ改善依頼
などなど
いろいろ、イロイロ…
昨年秋くらいに
看とり期に入ったことを
全スタッフで認識統一し
状態変化に応じて
ケアの内容や頻度を変えていき…
ご家族としては心配でたまらないし
少しでも苦痛か少ないようにしてほしいし
親の望むことを叶えてあげたいし
思いがあふれて当然です。
今年に入って、
いよいよという状態になられてからは
何度も何度も面会に来られました。
↑
コロナ禍ではありますが
看とり期の方には
ある程度柔軟に対応しております。
最期の2日間は、夜間も付き添われて。
家族水入らずの時間を過ごせたことで
ご家族も、おそらくご本人も、
安心されたのだと思います。
眠るように息を引きとられたそうです。
看とり期からご逝去にいたるとき
"ご本人にとって安楽なように"というのは
もちろん大切にしていますが
ご家族の心のサポートも
とても大切だと考えています。
大切な家族を見送ったあとも
生きていくのはご家族だしね。
悔いのないように、
心残りのないように、
可能な限り"よい看とり"を
過ごしていただきたいと思います。
そういう面で
今回はよかったのかな〜と思います。
泊まられた2日間でね
スタッフがケアしている様子も見られて
「こんなにきめ細やかにしてくださっていたんですね」
驚かれたようで。
それも、ご家族の癒しにつながったのではないかと思います。
よかった、よかった✨
この看とりを通して、学んだこともたくさん✨
今後に活かして、より良い看護を目指します✨
ぽかぽか